ハザードスイッチ
ハザードが点滅しない。
8番ヒューズが入ってなかったので入れたら点いたがヒューズがすぐ切れた。ウインカーを点けても12番ヒューズが飛ぶ。ハザードスイッチからウインカーリレーにいく線がショートしてるか、カバーが取れかかっているリレー本体か。スイッチもよく見たらカシメが外れて端子がぐらぐらしている。
テスターで当たってみて、配線のショートではなさそう。スイッチを修理して、リレーも新品のICリレーに交換。症状は出なくなった。ほんとはひとつずつ換えて原因を特定したかったけど、替えのヒューズがもう無いので。
次またスイッチがおかしくなったら、汎用の4PDTスイッチで代替しよう。
やりたいことはわかる
下回りの作業にちょっと疲れたので、電装品の点検。
ヘッドライトにリレーが追加してあるのだけれど、なんかおかしい。バッテリーからヘッドライト直前までプラスのケーブルが2本、車内の中央を大胆に這わせてあって左右のハイビームだけにそれぞれ20Aリレーが付いてる??これじゃ普段使いのロービームはスイッチと切り替えリレー経由のままだし、車検対策だったのかな。しかし右はめちゃ暗くてハイ/ロー両方点いてる。劣化して切れかかってるランプのコネクターを換えてもまだ暗い。アース不良で左に回り込んでるっぽい。アース線の丸型端子を磨いて明るさ回復。せっかくリレーがふたつあるので、ヒューズボックス近くに配置し直してハイ/ローそれぞれに機能するよう接続。電源もヒューズボックスから取りました。
ブレーキ
ホイールシリンダーなど交換。
新品シリンダーは錆止めなのか、よくわからんオイルで仕上げてあったのでばらして洗浄、ラバーグリスを薄く塗った。使えそうな部品は再利用。フルードはエア抜き前にシリンダー側からシリンジを使って、リザーブタンクから出てくるまで注入した。のちワンウェイバルブでひとりエア抜き。ここまで自分で作業するのは20年ぶり。たぶん大丈夫でしょう。
ラバーグリスは「摺動部分にも使えるよ」って書いてあったのでその通りにしたけど、効率重視のお仕事じゃないんだし銅入りのかじり防止ペーストにしてもよかったな。
あとは、せっかくここまで分解したのでスイングアクスルシールも交換。なにも考えず分解したらミッションオイルがターって出てきておろおろした。交換するつもりだったし先に抜いておくべきでした。いや、抜いてあっても出るのか。
それは無理です
買ったお店から陸送屋さんに運んでもらったのだけれど、ブレーキが引きずっていて入庫にひと苦労。なのでまずはブレーキの点検から。ドラムを外してみたら漏れてる左リア以外のホイールシリンダーが固着していた。純正品を生かしたかったけどピストン外れないし、ここはおとなしく新品に交換しましょう。
買ったとこの店長さんは「現状販売だけど乗って帰れるぐらいですよ〜」なんて言ってたけど、そうしなくて良かった。
そのビートルをひとついただくわ
コロナ禍、なにか暇つぶしになるものをと思い、くたびれた1974年式の空冷ビートルを手に入れた。ちょこちょこいじって、乗れるようにしましょう。